六甲・摩耶のロープウェー、医療従事者と家族を無料に 7月22日まで




 一般財団法人の神戸すまいまちづくり公社(神戸市長田区)は、同公社が運営する「まやビューライン(摩耶ケーブル・ロープウェー)」と「六甲有馬ロープウェー」を医療従事者と家族が利用する際の料金を7月22日まで無料にする。新型コロナウイルス感染症への対応などに感謝と応援の気持ちを表現し、六甲山の自然を楽しんで一息ついてもらう。

 医師や薬剤師、看護師、各種の技術院や医療事務の担当者など、雇用の正規・非正規を問わず医療従事者と同伴の家族が対象だ。神戸市外や兵庫県外の医療機関に勤務していても対象で、原則として自己申告。申し込み用紙に「医療機関名」「氏名」「乗車人数」を記入して、駅の係員に申し出ると特別招待券(往復・当日限り有効)と申し込み書を交換する。

 申し込み用紙は事前に神戸すまいまちづくり公社のホームページからダウンロードして事前に記入することをすすめているが、受け付ける駅の窓口でも受け取れる。まやビューラインは三宮から約30分とアクセスがよく、紀伊半島まで見渡せる展望台「掬星台(きくせいだい)」へと続く。六甲有馬ロープウェーは足元まで大きくガラス面が広がるゴンドラ(動画=導入記念式典の際に撮影)を新調し、雄大な自然展望を楽しめる。

 有馬温泉観光協会は神戸すまいまちづくり公社の企画に賛同。有馬温泉に宿泊する場合、宿泊先の公式ホームページから直接、または電話で予約した宿泊客には、宿泊代金1万円(税別)あたり1000円分のサービス券を配布する。サービス券は旅館の売店や飲食店、みやげ物店で利用できる。医療従事者向けの特別招待券を提示することで受け取れる。有効期限はチェックイン当日と翌日の2日間だ。

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