ノーリツ社長に腹巻取締役が昇格 国内の構造改革一巡、国井社長は会長に

20200626ノーリツ腹巻知氏

 給湯器大手のノーリツは26日、腹巻知取締役(61、写真=ノーリツ提供)が10月1日に社長に昇格する人事を発表した。国井総一郎社長(66)は代表権のある会長に就く。住設システムの製造・販売から撤退し、システムキッチンやシステムバス、洗面化粧台の製造販売を6月末で終了。すでに3月には希望退職に応募した789人が退職しており、国内事業の構造改革に一定のめどが付いたのを機に、世代交代する。

 2017〜20年の中期経営計画の期間も今期で終わり、21年からは次期中計の期間に入る。新社長を中心に次期の中期計画が作成できるよう、この時期の社長交代の発表になったという。会長は現在、空席になっている。神戸商工会議所の副会頭を務める国井氏は今後、取締役会などでの全体の取りまとめに加え、財界活動も一段と力を入れるとみられる。

 腹巻 知氏(はらまき・さとし) 83年(昭和58年)東京理科大理工卒、ノーリツ入社。2011年執行役員、15年取締役常務執行役員、19年取締役専務執行役員。福井県出身。

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