観光キャンペーン”Welcome to Hyogo”スタート「国際的コンテンツも育成」

20200626ひょうご観光本部

 兵庫県とDMO(観光地経営組織)のひょうご観光本部は26日、新型コロナウイルスの感染拡大の受けて急減した観光客を呼び戻す「Welcome to Hyogo(ウェルカム・トゥ兵庫)キャンペーン」を同日から本格的にスタートすると発表した。ひょうご観光本部の高士薫理事長(神戸新聞社会長、写真中)らは兵庫県庁で記者会見し、「リアルな客層は国内需要だが、この間に国際的に通用する観光コンテンツも育てたい」と意気込む。費用は国が第2次補正予算に「Go To キャンペーン」として盛り込んだ観光振興の補助金を最大限活用する方針だ。

 「ひょうごのお得旅キャンペーン」として、さまざまな形で宿泊補助をするのが柱。楽天トラベルの「ひょうご旅手帖」特設サイトで発行する1人あたり1泊2000円の割引クーポンに加え、1万円以上の宿泊で2000円分(5000円以上で1000円分)の「おみやげ購入券」が付く。さらにスポーツや文化活動の合宿で、スキー場周辺の宿泊施設を5人以上で利用すれば1人1泊2000円の宿泊補助が付く。積み上げれば最大で6000円の割り引きになり、「周辺の自治体と比較しても大きな割引額」(兵庫県産業労働部観光局の梶本修子局長、写真右)で兵庫県に観光客を誘致する。

 コロナ後の旅行先として温泉や自然体験への関心が高まりつつあることなどから、「兵庫県にはありとあらゆるタイプの温泉があることや、大都市の近くに豊富な自然があることを、きちんと発信する」方針(梶本氏)という。すでにパンフレット「ひょうご旅手帖」の配布や、ネットを通じた動画の配信など、県内の観光地の魅力を発信する事業に着手。兵庫県への固定客の獲得につなげたい考えだ。ひょうご観光本部では今後、神戸市を本拠地とするサッカーJ1のヴィッセル神戸とも連携し、小雪で痛手を受けたスキー場を含む兵庫県全体の観光復興をめざす。

 このほか県内のホテル・旅館の会議場などで、学会などの大規模会議を開催する経費補助も26日から募集を開始する。補助額は、参加者が100人以上500人未満で上限50万円、500人以上1000人未満で上限100万円、1000人以上で上限200万円とした。東京23区に次いで国際会議が多く開かれる神戸市などでの「コンベンション」の宿泊需要も改めて喚起する。

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