神戸空港、5月の旅客数が95.2%減 新型コロナ影響で減便を徹底

 空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した5月の神戸空港旅客数は、前年同月比95.2%減の1万3239人だった。新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言を受けて、出張や旅行の取りやめが相次いだ。需要減を受けて航空会社も減便を徹底。神戸空港では旅客便の発着回数が1日平均で12回(通常ダイヤでは80回)と急減した。

 フジドリームエアラインズ(FDA)の全便運休が4月末から継続。神戸空港の通常ダイヤでは最も便数の多いスカイマークも大幅な減便が続き、5月1〜22日の運航は1日に羽田便が2往復、新千歳・那覇便が各1往復の4往復にとどまった。5月の発着回数は前年同月比66.9%減の871回だった。このうち旅客便は372回。

 2006年の開港以来、神戸市が月次で発表してきた路線別、航空会社別の有料利用者数については、半年ごとの発表に切り替わった。5月分の路線別の利用動向は10月25日ごろに発表する予定としている。

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