神戸市と米VCの起業家育成「新型コロナ」で募集開始 高橋政代氏も助言者に

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 神戸市は24日、米有力ベンチャーキャピタル(VC)の500スタートアップス(カリフォルニア州)と共同で展開する起業家育成プログラム「500 Kobe Accelerator(アクセラレーター)」への参加者募集を開始した。30日に日本語でオンライン説明会を開催し、7月17日まで専用ホームページで応募を受け付ける。世界で初めてiPS細胞を使った臨床研究を実施した高橋政代ビジョンケア社長も特別メンター(助言者)として参加することが決まった。(写真は昨年のプログラムの様子=神戸市提供)

 5回目になる2020年度のプログラムは、「新型コロナウイルスの感染拡大によって浮かび上がった社会課題の解決」をテーマにスタートアップ企業を募集する。ウイルス感染予防、公衆衛生などに関する正確な情報発信(デマ防止)、健康管理、リモートワーク・学習、食品物流、オンラインイベントなどが対象領域。医療面の課題を情報通信技術で解決する「ヘルステック」に加え、幅広い分野の事業を手がける企業の応募が見込まれている。

 すべてのプログラムをオンラインで実施するのが今回の特徴だ。神戸を訪れなくても参加できることから、すでに神戸市には南米からも問い合わせがあったという。プログラムは英語で実施するが、必要に応じて通訳も配置し、国内のスタートアップも参加しやすくした。高橋政代氏はプログラム参加者のみを対象とした講演会で講師を務めるのに加え、メンタリング(面談による個別指導)にも加わる予定という。

 神戸から世界で活躍する企業の輩出をねらう。神戸市と500スタートアップスで書類審査と面談を実施し、約20社を採用を予定する。採用するスタートアップ企業は、9〜10月のうち約6週を使ったプログラムの中で、事業モデルの明確化やプレゼンテーションの練習など、投融資を受けやすくなるための訓練を受けられる。金融機関や投資家などを対象にした事業説明会「デモデイ」は11月上旬を予定する。デモデイはオンラインだけで実施するか、夏ごろまでに判断する。

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