兵庫県の鉱工業生産が急減 4月、基調判断「急速に低下」に下方修正

20200622鉱工業生産

 兵庫県が22日に発表した4月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比8.7%低下の90.0だった。2カ月ぶりに生産の減少を示し、減少率も大きかった。兵庫県は生産活動の基調判断で「急速に低下している」との見方を示し、前月まで2カ月続いた「やや弱い動きがみられる」から大幅な下方修正になった。

 主要9業種の生産指数では6業種が上昇した。航空機関連が軒並み減少した「輸送機械工業」が前月比50.2%減と大幅に悪化。建設用クレーンなどの生産が減少した「生産用機械工業」が13.3%減、「鉄鋼・非鉄金属工業」が11.7%減だった。このほか「はん用・業務用機械工業」「よう業・土石製品工業」「金属製品工業」も減少した。

 半面、鉱工業生産指数へのウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」は13.6%増加。ノート型パソコンや開閉制御装置などの生産が増えたという。指数へのウエートが2・3番目に大きい「化学工業」「食料品工業」の生産も増加したが、鉱工業生産指数全体を支えられなかった。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が12日に発表した鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比9.8%低下の86.4と、大幅な低下だった。


関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告