神戸の夜にようこそ 「夜」の弦楽四重奏、市立博物館で夜間開館再開

20200620四重奏

 神戸市立博物館(神戸市中央区)は19日、同日から夜間開館を再開するのに合わせて1階ロビーで弦楽四重奏のコンサートを開いた。神戸室内管弦楽団の団員がカルテット(4人組)で、夜間開館とあって「夜」に関するクラシックや映画音楽の曲目など7曲を演奏。久元喜造神戸市長ら集まった人たちは、弦楽器のゆったりとした演奏に聞き入った。

 夜に関係がある曲は、直訳すれば「小さな夜の音楽」になるモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ボロディンの弦楽四重奏第2番より第3楽章「ノクターン」は日本語でいうと夜想曲だ。映画「ティファニーで朝食を」より「ムーン・リバー」、映画「マイ・フェア・レディ」より「踊り明かそう」と、夜に関係する映画音楽も演奏した。これら4曲を含む6曲を終えた後、アンコール曲はピアソラの「リベルタンゴ」だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大のため神戸市立博物館も臨時休館を迫られた。さらに今春予定していた「コートールド美術館展」に、今秋予定していた「ボストン美術館展」と、大型の特別展が相次いで中止になった。あいさつした大谷幸正館長は「どういった形で市民のみなさんに足を運んでもらうか、どうしたら旧居留地のにぎわいに貢献できるのか、臨時休館中に博物館の中でも議論した」という。

 従来は午後5時までだった閉館は、通常の開館日に午後6時、金曜日は午後8時、土曜日は午後9時に伸びる。この日はコンサート終了後、学芸員が江戸時代の絵師「司馬江漢」の風景画について解説するギャラリートークも参加人数を絞って開催した。大谷館長は「週末を中心に新しい取り組みにもチャレンジしていきたい」と話していた。

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