バンドー、タイ現地法人を再編 製造子会社で事業戦略を引き継ぎ

 バンドー化学はタイの現地法人を再編する。同社は19日、東南アジアとインドで原材料調達や現地でのマーケティングや販売促進などを手がけるバンドー・アジア&パシフィック(BAP、バンコク市)の清算手続きに入ったと発表した。アジア大洋州市場での事業戦略は、生産子会社のバンドー・マニュファクチャリング(タイ)が引き継ぐ。

 BAP社はアジア市場でのマーケティングや販売促進、製品開発に加え、アジア市場での物流機能の統括なども担当。これまで生産拠点としての機能しかなかった東南アジアで、現地向けの事業戦略を立案、実行するために2018年に設立した。今回、一定の成果がみられ、今後の道筋もついたと判断して同社を解散することを決めたとしている。

 今年12月末にも生産を完了する予定。BAP社は全額、バンドーのグループによる出資だった。BAPの解散に伴う連結業績への影響は軽微としている。

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