バンドーが急反発、10%上昇で高値引け 自動車関連株を買う流れに乗る
- 2020/06/16
- 17:46
16日の東京株式市場ではバンドー化学(5195)が急反発した。終値は前日比65円高の660円と、この日の高値で引けた。値上がり率は10.92%と大幅な上昇になった。同社個別では、特に目新しい買い材料が見当たらないようだ。同社は自動車用のVベルトなど自動車部品メーカーであることから、自動車関連株に買い戻しや見直し買いを入れる流れに乗ったもよう。
東証昼休み時間中にブルームバーグが「トランプ米政権は景気てこ入れ策の一環として1兆ドル(約107兆円)に近いインフラ計画の提案を準備している」と報じた。これを積極的な米政府支出によって景気が支えられると、米国で自動車の需要が持ち直すとの見方につながりやすかった面がある。大引けにかけては売り方が一気に買い戻して、株価を押し上げたようだ。
自動車株ではトヨタ(7203)が4.79%上昇、日産自(7201)が8.03%上昇と大幅高。バンドーと同業では三ツ星ベルト(5192)も5.72%上昇と上げが目立った。
- 関連記事
-
- 三ツ星ベルトが5営業日ぶり反発 前日25日移動平均下回り値ごろ感か (2020/06/23)
- 川西倉、4〜6月期に特別益6億8000万円など 再開発で建物引き渡し (2020/06/17)
- バンドーが急反発、10%上昇で高値引け 自動車関連株を買う流れに乗る (2020/06/16)
- アシックスが大幅安、4日続落 公約に「五輪中止」都知事候補も影響か (2020/06/15)
- 神戸の上場会社、株主総会26日に最多 シスメックス19日、川重25日に (2020/06/15)
広告