ロック・フィールド、今後10年で全包装材を環境配慮素材に まず7月にレジ袋

20200615ロック・フィールド袋

 ロック・フィールドは15日、2030年をめどに店舗で使用するすべての包装材を、植物由来や認証済みの環境配慮素材に切り替えると発表した。まず7月にレジ袋の有料化が義務付けられるのを機にプラスチック製のレジ袋を、植物由来の原料を30%配合したバイオマスプラスチック製に順次切り替える(図=ロック・フィールド提供)。加えて国際機関の森林管理協議会(FSC)認証を得た紙で作った有料の紙袋も活用する。

 経済産業省は容器包装リサイクル法の省令を改正し、すべての小売店でプラスチック製の買い物袋の有料化を7月1日から義務付ける。ロック・フィールドはこれに合わせて、これまで無料だったプラスチック製のレジ袋を1枚5円とする。大きさは大小2種類あるが同じ価格。有料化義務の対象外である紙袋も全種類を1枚30円で提供。全般的な包装の簡素化も進める。買い物袋による収益はさらなる環境対策などに使う。

 主力のサラダ・惣菜店「RF1」など全ブランドの店舗が対象だ。プラスチック袋には環境を示す地球と、食の未来を示す白い皿ををデザインした。レジ袋とは別の簡易包装に使用する袋も、石灰石が主原料である環境配慮素材のLIMEX(ライメックス)製の袋に順次切り替える。環境負荷の軽減に向けた取り組みで、事業を継続しながら持続可能な社会の実現に寄与する。

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