ドローン配送に向けた実証実験、18日に六甲山で開催 国内初の混載貨物

20200613飛行ルート

 ドローンの飛行に必要な上空使用権を売買するサービスを開発するトルビズオン(福岡市中央区)は12日、六甲山上でドローンを使った配達サービスの実証実験を始めると発表した。実証実験は18日に実施し、鉢巻展望台と記念碑台の間をドローンが2往復する予定だ(図=SkyDrive提供)。国内で初めて混載貨物を搭載したドローンを飛行させる。さらにドローンの自動制御に使う携帯電話の電波が六甲山中でも問題なく使えるかなどを確認する。

 トルビズオンが全体を管理するが、物流会社や貨物の提供者などが連携(表)。混載貨物にすることでドローンが離陸する前の集荷作業も発生し、より現実味のある実証実験になる公算だ。集荷と貨物の温度管理はセイノーホールディングスが担当。ドローンの自動制御に使う携帯電話の電波はソフトバンクが提供する。貨物を搭載するドローンは、空飛ぶクルマを開発するSkyDrive(スカイドライブ、東京都新宿区)が用意し、当日の運航も担当する。

20200613ドローン実証実験

 六甲山上に光ファイバー網を整備するのを機にIT(情報技術)関連企業などによる先進的なサービスを展開する「六甲山上スマートシティ構想」としては第1弾の実証実験。先端技術を最大限に活用した都市「スーパーシティ」構想の実現に向け、神戸市内での実証実験を民間企業に呼びかけた事業「Be Smart KOBE」としては第3弾の実証実験になる。各方面への調整は神戸市が担当。飛行ルートは灘区内の国有地と財産区所有地の上空だ。

 ドローンはバッテリー込みの機体重量が12.7キログラムで、基本的に自動運航する。貨物の最大積載量は10キログラムだ。六甲山サイレンスリゾートに中間観測地点を置き、飛行状況を目視で確認。必要に応じて飛行中のドローンを手動で制御する。雨天の場合は延期する。土地の所有者や近隣住民の理解が得られるかなど、社会需要性を検証するのも今回の実証実験の目的の1つという。

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