トーホーが小反発、6日ぶり上昇 2〜4月期の最終赤字で前日大幅安

20191231神戸株ワッペン

 12日の東京株式市場では業務用食品食品卸売りのトーホー(8142)が小反発。6営業日ぶりの上昇だった。終値は前日比13円高の1729円。取引開始直後には1620円まで下落したが持ち直し、一時は1825円まで上昇した。前日の大幅安などを受けて、値ごろ感から見直し買いが入ったようだ。2020年2〜4月期に10億円の連結最終赤字を10日大引け後に発表。急速な業績の悪化を受けて前日は180円安と大幅に下落していた。

 チャート分析での一目均衡表では大幅安だった11日の値動きが、抵抗帯とされる「雲」の上限に支えられる展開になった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休業する飲食店などは多く、2〜4月期の業績悪化は想定できたこともあり、11日の下げ渋りが下げ一服感につながったようだ。12日は6月5日に付けた直近高値の1946円から約16%安い水準で寄り付いたことで、割安感があるとの受け止め方も浮上しやすかった。

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