トーホー、5月の売上高37.6%減 新型コロナ影響継続も小幅に改善

 トーホーが9日発表した5月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比37.6%減だった。3カ月連続で前年同月を下回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)は52.3%減だった。販売先である飲食店などの休業や営業時間短縮による客数減少などで、4月に続いて需要は停滞した。もっとも全体の売上高、5月の売上高ともに4月の減少率(39.9%減、57.0%減)に比べて小幅ながら改善した。

 「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は0.3%減だった。「トーホーストア」の食品スーパーも0.6%減とそろって微減だった。フードソリューションは38.3%減だった。

 既存店ベースでは、C&Cが0.1%増とわずかながら3カ月ぶりの前年比増。食品スーパーは店舗に前年同月との異動がなく0.6%減だった。

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