ロック・フィールドの前期、純利益89%減 新型コロナの臨時休業で減収響く

20200609Rフィールド決算

 ロック・フィールドが9日に発表した2020年4月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ89%減の1億9300万円だった。新型コロナウイルスの感染防止などのため、同社が出店する百貨店など商業施設が相次いで臨時休業したことで、営業店舗数や営業時間数の減少による減収が響いた。繰り延べ税金資産の取り崩しも、減益幅の拡大につながった。ただ期末配当は予定通り23円とし、年間配当金は据え置きの32円を確保した。

 売上高は6%減の476億円、営業利益は80%減の4億7500万円になった。主力ブランドであるRF1の売上高は8%減の302億円と、売上高全体に占める割合は64%だった。1月下旬以降は主に都心や観光地周辺店舗の来店客数が減少。2月下旬以降は、営業時間短縮や臨時休業の範囲が拡大するにつれて売上高が減少した。その場で飲む野菜ジュースなどを提供する「ベジテリア」では飛沫感染の防止を目的に、全店を一時休業した。一方、ネット通販「RF1 Online Shop」では送料無料キャンペーンなどで新たな顧客獲得につなげた。

 21年4月期の連結業績予想は開示を見送った。新型コロナの緊急事態宣言は全面的に解除され、営業を再開する店舗は増えている。ただ依然として営業時間を短縮している店舗が多く、来店客数の回復度合いも醸成を見極める必要があるという。

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