スタジオアタオ、神戸市の学校にマスク5万2000枚を寄付 幼稚園でも利用

20200608ATAO寄付

 バッグや財布などを企画・販売するスタジオアタオは8日午前、神戸市立の学校向けに子供用の布製マスク5万2000枚を寄付した。スタジオアタオの瀬尾訓弘社長(1枚目の写真左)が神戸市教育委員会(神戸市中央区)を訪問し、長田淳教育長(同写真右)にマスクを手渡した。マスクは神戸市立の幼稚園に通う園児と、小学校・特別支援学校に通う1〜4年生の児童に市教委が1枚ずつ配布する。

 スタジオアタオの店舗は緊急事態宣言などを受けて全店舗を臨時休業することになり、委託先の工場も生産するバッグなどがなくなった。このため同社は空いたミシンを活用する形で、寄付用のマスク生産に乗り出した。工場などでマスクの生産動向をたずねるとほとんど大人用のマスクを作っていたことが分かり、不足も指摘されていた子供用マスク(2枚目の写真)の生産を決めた。

 縦の長さは大人用マスクの約半分。耳にかける部分は、長く着用しても痛くならないようにゴムひもでなく、伸び縮みしやすい布素材を使った。マスク本体は付着した菌を減少させる「制菌効果」で、繊維評価技術協議会の認証を得た素材を採用。ワンポイントにスタジオアタオの「ILEMER(イルメール)」ブランドのキャラクターをプリントした。洗って何度でも使える。パッケージのQRコードをスマートフォンで読み取ると、キャラクターと一緒に写真が撮れる。

20200608スタジオアタオマスク

 スタジオアタオの瀬尾社長は「子供が着けたくなるマスクにしたいと思って、いろんなデザインを試した」と話す。同社は寄付用のマスクを10万枚生産。第1弾になった神戸市以外にも近隣都市や関東地方の学校などへの寄付の話を進めている。寄付する分の製造費用は瀬尾社長と長南伸明取締役の5月の役員報酬などを50%自主返納して充てる。今月下旬には1枚1200円(税別)での販売も始める予定だ。

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