六甲バター「ベビーチーズの日」にケンミン食品とコラボ 南京町で限定商品
- 2020/06/07
- 17:23
六甲バターが制定した「ベビーチーズの日」である7日、これを記念してビーフン最大手のケンミン食品(神戸市中央区)が中華街「南京町」に出店する焼き小籠包(ショウロンポウ)のYUNYUNで、「ベビーチーズ焼小籠包」を限定販売した。ベビーチーズの日を示すのぼりや、ベビーチーズをかたどった看板などで店頭を装飾(写真)。午前11時、午後1時、午後3時に各100個を販売して多くの人を集めた。
ベビーチーズの日は、六甲バターの社名に含まれる「6」と、毎日1個は食べて健康に、との思いを込めて、6月の第1日曜日に制定。日本記念日協会(長野県佐久市)にも登録した。例年は神戸市立六甲山牧場(神戸市灘区)のQ・B・Bチーズ館などで記念イベントを開催するが、今年は大規模なイベントが困難ということもあり、ケンミン食品とのコラボレーション(共同企画)が決まった。
六甲バターの塚本浩康副社長と、ケンミン食品の高村祐輝社長が、若手経営者の間で情報交換するなかで今回の企画が持ち上がった。ケンミン食品はかねて、六甲バターから業務用チーズを仕入れて「チーズ焼小籠包」をYUNYUNで販売している。1個に使用するチーズの量が、ちょうどベビーチーズ1個と同じ15グラム。今回は通常のチーズの代わりにベビーチーズを使い、限定商品として販売した。慣れ親しんだベビーチーズの「いつもの味」の焼小龍包になった。
ベビーチーズ焼小龍包を購入した顧客には、六甲バターの記念品も配布した。YUNYUNの金谷拓実店長は、新型コロナウイルスの感染拡大前に比べて「5割ほどには人通りが回復した」とみている。今月半ばには県外からの観光客も増えるとみられるが、先行きは予断を許さない。そうした中にあって「神戸の会社で手を携えて、積極的に街を盛り上げていきたい」(ケンミン食品の高村社長)という。
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