兵庫県、20年定時償還債の利率0.271%に決定 発行額100億円・機関投資家向け

 兵庫県は5日、定時償還条項が付いた20年物の公募地方債「兵庫県第9回20年公募公債(定時償還)」の発行条件を決めた。表面利率は0.271%、発行価格は100円(応募者利回りは0.271%)、発行額は100億円とした。20年物国債127回債の利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)は0.19%相当になった。

 18日に発行し、最終償還日は2040年6月18日。毎年6月18日と12月18日の利払い日には、券面の2.63%(1000万円あたり26万3000円)ずつ償還し、最終償還日には残り全額を償還する。機関投資家向けに販売し、大和証券(事務)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、東海東京証券の3社が共同で主幹事を務めた。

 20年物国債に対するスプレッド0.19%または、利回り0.140%のいずれか高い方で条件決定するのを前提に、主幹事が投資家の需要を探った。国債に対するスプレッドは昨年12月に発行した前回債と同じににあった。

 午前9時48分に募集を開始。主幹事が完売を確認した後、値引き販売がなかったことを確認する「均一価格リリース」を午前9時50分に宣言した。現在は流通市場での取引に移行し、自由な価格で売買できる。

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