ワールド、臨時休業などで5月の既存店売上高71.8%減 ネット通販39.2%増

 ワールドが3日発表した5月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月比71.8%減だった。新型コロナウイルスを巡る国の緊急事態宣言を受けて、多くの店舗が臨時休業した影響が出た。ただ販売は月末にかけてやや回復。4月末の稼働が226店舗にとどまったが、緊急事態宣言の解除などを受けて5月末には2309店舗と全体(2470店)の93%が営業を再開した。

 一方で、ネット通販の売上高(自社ブランド品の販売額)は前年同月比39.2%増と好調だった。伸び率は前月を上回った。自社サイトを中心に販売が増えた。実際の店舗が臨時休業したり、営業時間を短縮したりするなかで、店舗販売からネット通販へのシフトもあったようだ。

 5月は新規出店が3店で、6店舗を撤退した。出退店やネット通販も含んだ国内の小売り売上高は前年同月比61.5%減だった。

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