ノザワ、今期純利益27%減に 新型コロナで工事の中断など見込む

20200528ノザワ

 建材大手のノザワは28日、2021年3月期の連結純利益が前期比27%減の6億2000万円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの影響で、年間を通じて建設工事の中断・延期が断続的に発生すると想定。主力の外壁材である押出成形セメント板「アスロック」などの販売に影響すると予想した。前期に特別利益として計上した保険差益6億9500万円などもなくなる。年間配当金も20円(中間なし)と、前期の25円から5円減配する。

 売上高は7%減の210億円、営業利益は21%減の9億5000万円を見込む。売上高では24億円、営業利益では6億8000万円を新型コロナが押し下げる。前期は19年5月10日に埼玉工場で火災が発生した影響で、約2カ月間「アスロック」の生産体制を縮小したが、その影響は今期はなくなる。新型コロナの影響が出なければ、需要に支えられて増収増益が見込めるところだった。

 同時に発表した20年3月期の連結決算は、最終損益が8億5400万円の黒字(前の期は8億9200万円の赤字)だった。保険差益に加え、製品補償引当金の戻し入れ益3億9300万円を特別利益に計上したのも寄与した。一方で埼玉工場の火災と働き改革のため減収になったうえ、物流費や人件費も膨らんだため、売上高は前の期に比べ8%減の224億円、営業利益は48%減の12億円だった

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