新開地・喜楽館が「タニマチ」募集 寄付1万円で名刺風の割引券100枚

20200528喜楽館口上

 特定非営利活動法人の新開地まちづくりNPO(神戸市兵庫区)は、新開地の演芸場「喜楽館」に対する新たな寄付金制度「喜楽館タニマチ制度」を開始した。寄付の金額はいくらでも受け付けるが、1万円以上を寄付すると「喜楽館タニマチ名刺」という寄付者の名前が入った名刺風の割引券を100枚受け取れるのが特徴だ。通常2800円である昼席公演の当日券が2000円になる。(写真は2019年7月に開催した開館1周年記念の口上)

 タニマチは、もともと相撲用語で支援者、ごひいき筋といった意味。喜楽館は密集、密閉、密接の3密になりやすい劇場施設として4月9日から通常の昼席公演を休演中だ。再開の日程は必ずしも決まっておらず、3密への対策を検討するため7月5日まで休演することを決めた。こうした苦境の中で喜楽館の支援者から寄付金をつのり、休館中の維持管理費などに充てたいとしている。

 寄付の特典は喜楽館タニマチ名刺に加え、喜楽館の入り口付近に設置する「芳名板」に寄付者の名前や会社名などを記載する。一緒に喜楽館を訪れた友だちに自慢できるようになる。さらに、喜楽館が多くの著名な芸人を輩出する立派な演芸場になった将来には、「私が育ててやったんや」とタニマチ風を吹かせることができるのも大きな特典だと、笑いの要素も欠かさない。

 喜楽館タニマチ名刺の有効期限は2021年3月31日のため、早く寄付した方が長く使えてお得だ。同館のホームページなどで寄付を申し込めるようにする。全席指定とあって利用する場合は前日までに電話で予約する。名刺の本人でなくても割り引きが利用できるが、1回の公演で使える同じ人の名刺は5枚まで。「タニマチの方が名刺を配ることで、多くの人が喜楽館に足を運ぶきっかけになってほしい」(新開地まちづくりNPO)というねらいもあるという。

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