六甲山上の六甲高山植物園・六甲枝垂れなど30日に再開 六甲ケーブル通常運行に

20200526六甲枝垂れ

 阪急阪神ホールディングス傘下の六甲山観光(神戸市灘区)は25日、六甲高山植物園や自然体験展望台の六甲枝垂れなど、六甲山上で運営する観光施設の営業を30日に再開すると発表した。兵庫県が緊急事態宣言の対象区域から外れたのを受け、自治体などによる外出の自粛要請が緩和されたのをきっかけに、臨時休業を終える。減便している六甲ケーブルも、同日から通常運行に復帰する。

 30日に営業を再開する六甲山上の施設は、「六甲ガーデンテラス」「自然体幹展望台 六甲枝垂れ」「六甲山カンツリーハウス」「六甲山フィールド・アスレチック」「フォレストアドベンチャー・神戸六甲山」「六甲高山植物園」「六甲オルゴールミュージアム」「TENRAN CAFE」「ショップ737 六甲遊山案内処」の9施設だ。

 有料施設の来場者向けに感染対策を実施する。まずマスクの着用と、入り口での検温を求める。マスクを持参しなかった来場者には、入り口で販売。体温が37.5度を超える場合や、風邪の症状がある場合は入場を断る。大声での会話を控えてもらうほか、使いやすい場所に消毒液を設置する。さらに来場者が1メートル以上の距離を保てるよう、混雑時には施設の入場制限する場合もあるという。

 施設で換気や共用部分の消毒を定期的に実施するほか、レジや窓口には飛沫感染を防ぐビニールシートを設置する。従業員は出社時の検温などに加え、マスクやフェイスシールドを着用。レジでの現金の受け渡しはトレイを介して接触を避ける。感染対策の実施で、来場者には安心して施設を利用してもらう計画だ。

 六甲山上バスは31日まで減便、六甲摩耶スカイシャトルバスは31日まで運休。いずれも6月1日から通常ダイヤでの運転を予定している。

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