ケミプロ化成が急伸、15%上昇 筆頭株主と会社側が対立で思惑か

20191231神戸株ワッペン

 21日の東京株式市場では、紫外線吸収剤で大手のケミプロ化成(4960、東証2部)が急伸。終値は前日比32円(15.24%)高の242円だった。一時は248円まで上昇した。前日大引け後に、6月の定時株主総会に向けて筆頭株主が提案した取締役人事案に対して、会社側が反対意見を表明すると発表した。筆頭株主が提案したのは、現社長の兼俊寿志氏を再任させない案だったことなどから、株主総会に向けて委任状争奪戦(プロキシーファイト)になる可能性もあるなどの見方から、思惑的な買いが入ったとようだ。

 一般に委任状争奪戦が始まると、対立する両陣営が株式の買い集めに走るとの思惑も出やすく、株価が上昇しやすい傾向があるとされている。このほか委任状を多く集めるために、大幅な増配計画などより株主に短期的に魅力的な提案が出てくるのではないか、といった思惑も浮上しやすい。同社の業績は足元で増収基調とはいえ、株価は低位で推移している。このため短期の値幅取りと割り切った、個人などの資金も流入しやすいとの指摘も出ていた。

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