王子動物園のパンダ「旦旦」が故郷中国に 契約期間満了で今夏に返還

20200519タンタン

 2000年7月に来日して神戸市立王子動物園(神戸市灘区)で飼育されているメスのジャイアントパンダ「旦旦」(タンタン、写真=王子動物園提供)が今夏、故郷の中国に返還されることが決まった。神戸市が19日に発表した。共同研究契約の期間が終了するため。神戸市はかねて期間延長を求めていたが、中国側が認めなかったという。契約期間の終了によって中国に帰るパンダは、来日したパンダでは初めて。

 契約の期限である7月15日までに中国に返還するよう3月に通知があった。ただ、旦旦が移される中国・四川省の「ジャイアントパンダ保護センター都江堰基地」に最も近い中国の成都空港には現在、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減で日本からの直行便がなくなっている。このため、旦旦が中国に移動する日については5月末にも改めて中国側と協議する予定だ。

 旦旦は1995年生まれの24歳。神戸市役所で同日記者会見した王子動物園の上山裕之園長は、人間でいうと60~70代という高齢に相当する旦旦にとって「生育した環境に近い状態で飼育されることで、体への負担も小さくなる」「なごり惜しいが、旦旦のことを一番に考えた結果」と旦旦の返還に応じたことを説明した。旦旦の返還で同園にジャイアントパンダはいなくなる。

 ジャイアントパンダは同園を代表する人気の動物で、入園者に好きな動物についてアンケート調査すると、2位のゾウを大きく引き離して首位になるのが通例だった。王子動物園に初めてパンダが来た2000年度、入園者数が過去最高の199万人を記録したが、19年度の入園者数は年度末に新型コロナの影響もあって104万人にとどまった。パンダがいなくなることで同園の入園者数にも影響が出る可能性が高い。

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コメント

No title

まぁパンダもいいんですが、動物園ってパンダだけじゃないんですけどね、本来は。
初めて来た人はフラミンゴでショックを受ければいいんですよ。それをみんなに言いふらせばいいんです。
というのはどうでもいいですが、
何故にパンダを中国が出し渋ってるのかが、こちらの見返りとは何かというところが気になります。
神戸市に何を求めているのでしょうか?
それともスルーでしょうか?
ニュースの集約化が現実的でない今、
様々な問題を一挙にするのは元々無理なので
無理筋には一定のスルーと空気を読む大切さも必要なはずですが…
神戸自民党の自由っぷりにここは少し閉口してしまうところです。
いいとこ取りなのかもしれません。
しかしパンダ外交といいますが、
自治体如きが官邸ゆえの国際情勢に流されないくらいの態度は欲しいところかなぁと思います。それかバーターにせざるを得ないところですけど
バーターになる材料なくないですか。
そして多分どこの政党でも無理だと思います。
なのでパンダは諦めるしかないです。

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