菊正宗酒造、神戸市の医療機関に高濃度アルコールを寄付 1000リットル

20200517菊正宗アルコール

 酒造大手の菊正宗酒造(神戸市東灘区)は今月中旬から、神戸市に高濃度アルコール1000リットルを順次寄付すると発表した。5リットルのポリ容器(写真=菊正宗酒造提供)入りのアルコールを200本を無償で提供する予定だ。不足している手指消毒用のアルコールとして、神戸市の医療機関が利用する。

 新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、消毒用のアルコールが不足しているのを受けて、酒造メーカーとして社会貢献になると判断した。日本酒に添加するため買い付けている醸造用アルコールを原料として、消毒に適したアルコール分77%になるよう水で薄めて調整する。

 厚労省は、医薬品や医薬部外品とする手指消毒用のアルコールが不足したのを受けて、高濃度のアルコール製品を代替品として利用することを認めた。このため医療機関などで飲用アルコールを消毒用に転用できるようになった。

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