石原ケミカルの今期、純利益8%減に 新型コロナ影響を上期まで想定で

20200516石原ケミカル決算

 ハンダめっき液大手の石原ケミカルは15日、2021年3月期の連結純利益が前期比8%減の9億7000万円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスによる取引先の減産などの影響が9月まで継続すると想定。通期では増収を確保するが、稼働率の悪化などで上期に採算が悪化する影響が残る見通しだ。年間配当金は前期据え置きの40円(うち中間20円)を予定する。

 売上高は1%増の170億円、営業利益は14%減の12億円を見込む。電子部品業界では、新型コロナの影響でスマートフォンの減産が見込まれるが、次世代通信網(5G)の普及や製造設備の自動化・ロボット化に向けた設備投資などが、めっき液の需要につながるとみる。海外メーカーなど新規顧客の獲得もめざす。自動車販売の減少を受けてカーエアコン向けサービスの減少も見込まれるが、自動車ディーラーでの採用を増やして補う。

 同時に示した20年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べて8%減の10億円だった。販管費の増加が約9%膨らんだ。固定資産除却損や投資有価証券評価損など合計1億6800万円の特別損失を計上したのも響いた。売上高は7%増の167億円、営業利益は1%減の14億円だった。

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