キムラタンの前期、最終赤字5億8000万円 「中西」通年寄与で増収
- 2020/05/16
- 02:15
売上高は前の期に比べ22%増の49億円、営業損益は4億5700万円の赤字(前の期は6億2200万円の赤字)。主力の「Baby Plaza」の既存店売上高は前の期に比べ2.7%減だった。9月に投入した新ブランド「n.o.u.s(ノウズ)」などが寄与したが、期末にかけて新型コロナの影響が大きかった。BOBSONショップは防寒衣料の不調などで既存店売上高が9.8%減と厳しかった。
21年3月期の連結業績予想は開示を見送った。現時点では合理的な予想が難しいとしている。総合スーパーへの出店が多いことから休業している店舗は4月30日現在で250店のうち28店にとどまっているが、4月に政府が新型コロナの緊急事態を宣言して以来、外出自粛などで来店客数が大幅に減少。営業時間の短縮もあり、影響は大きいとしている。
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