キムラタンの前期、最終赤字5億8000万円 「中西」通年寄与で増収

20200516キムラタン決算

 ベビー・子供用品のキムラタンが15日に発表した2020年3月期の連結決算は、最終損益が5億8000万円の赤字(前の期は6億5400万円の赤字)だった。5期連続の最終赤字になった。19年3月に買収したベビー用品の「中西」が通年で寄与して増収になったが、暖冬で防寒衣料が苦戦。値引き販売で採算が悪化した。新型コロナウイルスの感染拡大による店舗の休業などの影響も受けた。

 売上高は前の期に比べ22%増の49億円、営業損益は4億5700万円の赤字(前の期は6億2200万円の赤字)。主力の「Baby Plaza」の既存店売上高は前の期に比べ2.7%減だった。9月に投入した新ブランド「n.o.u.s(ノウズ)」などが寄与したが、期末にかけて新型コロナの影響が大きかった。BOBSONショップは防寒衣料の不調などで既存店売上高が9.8%減と厳しかった。

 21年3月期の連結業績予想は開示を見送った。現時点では合理的な予想が難しいとしている。総合スーパーへの出店が多いことから休業している店舗は4月30日現在で250店のうち28店にとどまっているが、4月に政府が新型コロナの緊急事態を宣言して以来、外出自粛などで来店客数が大幅に減少。営業時間の短縮もあり、影響は大きいとしている。

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