兵庫県、休業要請の対象範囲を縮小 飲食店の営業時間も延長・16日0時から

20200515井戸知事会見

 兵庫県は15日に開いた新型コロナウイルス対策本部会議で、同県が4月15日から実施してきた休業要請について、劇場や映画館、大学、商業施設といった一部の業種で要請を取りやめることを決めた。会議終了後に井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)が記者会見した発表した。14日に公表した兵庫県独自の基準を達成。大阪府が休業要請の縮小を決めたこともあり、大阪府よりも感染者数などが少ない兵庫県もこれに追随した形だ。

 居酒屋を含む飲食店については、現在午後8時までとしている営業時間を午後10時までに伸ばす。酒類の提供も午後9時まで(現在は午後7時まで)にする。一方、これまでに集団感染が発生した、接客を伴う飲食店など遊興施設、ライブハウス、スポーツクラブなどは休業要請を継続する。県立の美術館や博物館など社会教育施設も屋内施設は再開を見送る。

 井戸知事は「全国でクラスターが発生した施設や類似施設については引き続き休業要請を続ける。ここが焦点だ」と述べ、あくまで感染防止の姿勢を崩さない方針を強調した。休業要請を取りやめる施設についても「各施設の方が感染防止に協力していただけるというのを前提として、対象から外した」と説明。「県民のみなさんも(他人との距離の確保など)新しい生活スタイルる前提にしながら、そうした店を利用してほしい」と話していた。

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