バンドーの前期、純利益88%減 子会社の減損処理で減益幅が拡大

20200512バンドー決算

 バンドー化学が12日発表した2020年3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期に比べ88%減の6億8200万円だった。米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自動車部品を中心に収益が悪化。さらに医療機器を製造する子会社ののれんを減損処理を実施したことで、減益幅が拡大した。同社は減損処理による減益幅の拡大を4月24日に発表していた。

 売上高に相当する売上収益は4%減の902億円、営業利益は70%減の20億円になった。国内外で自動車メーカーが生産台数を減らしたのが影響した。国内では補修品市場向けの新製品が伸びたほか、海外でも中国で自動車用補修品の新規顧客を開拓したが、補えなかった。主な事業別の売上収益は、自動車部品事業が6.5%減の389億円、産業資材事業が7.5%減の327億円、高機能エラストマー製品事業が6.4%減の136億円だった。

 2021年3月期の連結業績予想は開示しなかった。収束時期によっては、今期にも増して厳しい状況も想定されるが、現時点では新型コロナの影響が合理的に見積もりにくいためとしている。

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