ワールドが反落 今期赤字予想も増配で売買交錯、売買高は倍増

20191231神戸株ワッペン

 8日の東京株式市場ではワールド(3612)が反落した。終値は前日比38円(2.98%)安の1239円だった。買い気配で始まり、一時は1329円まで上昇したが、最終的には上値の重さが嫌気された形だ。売買高は56万1700株と、前日の2倍を超えた。前日大引け後に発表した2021年3月期の連結業績予想(国際会計基準)は、最終損益が60億円の赤字(前期は123億円の黒字)になる見通し。赤字に転落するが、下期のばん回を見越して年59円配と6円のぞう増配の計画を打ち出したことで、売買が交錯した。

 新型コロナウイルスによる収益への影響は大きく、政府の緊急事態宣言が終了した後も来店客の戻りは段階的になるとみている。ただ赤字は上期だけでおさまり、20年10月〜21年3月で見ると最終損益は75億5700万円の黒字を確保するとの想定だ。半面、同社の月次動向によると、消費税率が引き上げられた10月以降、既存店売上高は前年同月を下回って推移している。上場来安値圏で値ごろ感は強いが、新型コロナ以外の要因も下期に向けて改善するかどうかは見極めが必要との指摘も聞かれた。

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