神戸にともす「希望」の明かり ホテルオークラ神戸

20200508オークラ


 ホテルオークラ神戸(神戸市中央区)は7〜9日の3日間、神戸市街に向いた北側の客室の明かりで「HOPE」の文字が浮かび上がるライトアップを実施する(写真)。新型コロナウイルスの感染拡大で不安な日々が長期化する中、HOPE(希望)の明かりで勇気付ける。同時に東側の客室の明かりでは「KOBE」の文字を描く。文字のライトアップは午後7〜9時ごろに実施する。

 同ホテルは1989年に開業。95年の阪神淡路大震災では営業の休止を迫られたが、営業再開直前の2月下旬、客室の明かりで作った「ファイト」の文字が当時の神戸の人々を力強く励ました。今回は観光需要、ビジネス需要ともに蒸発し、ホテル業界も厳しい局面だが、客室が空いた機会を逆に活用。1日も早く事態が収束し、おだやかな日々を取り戻せるようにとメッセージを託す。

 北側に面した客室122室のうち53室、東側は103室のうち47室の明かりを付けて、「HOPE」「KOBE」の文字を表現した。ビルの最上部は医療関係者への感謝の気持ちを表す、青い光のライトアップを31日まで続ける。 

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