神戸港など世界の主要20港が共同宣言 港湾機能の維持など・新型コロナ

20200508コンテナ埠頭

 神戸市は7日、神戸港を含む世界20カ所の港湾が、世界的に新型コロナウイルス感染症が流行する中でも国際貿易を続けられるよう、港湾機能の維持をめざすことなどを共同で宣言したと発表した。港湾管理者円卓会議(ポート・オーソリティ・ラウンドテーブル、PAR)に参加する世界の港湾が4月24日にテレビ会議システムで新型コロナに伴う各港の影響や対策などについて意見交換したうえで、共同宣言に合意した。(写真は神戸港のコンテナふ頭=資料)

 共同宣言では、医療物資の国際貿易といった海上輸送が新型コロナ対策で欠かせない役割をはたすことを確認。そのうえで各港が協力して、港湾機能を維持することを目指すことを強調した。さらに、緊密に情報交換することで、陸上要員や船員の安全確保、安全な貨物の取り扱いなどで最善の方法(ベストプラクティス)を共有することも盛り込んだ。

 4月24日のテレビ会議では共同宣言について話し合ったほか、各国の現状を報告。神戸港は大きな影響が出ておらず、通常通り稼働していることを説明した。ただ、海外の港湾などでは到着したコンテナを引き取ることができず、コンテナターミナルに貨物が滞留する例などが報告されたという。

 神戸港の代表として会議には神戸市の辻英之港湾局長が出席した。このほかシンガポール港、アブダビ港、アントワープ港、広州港、ハンブルグ港、ポートクラン、ロングビーチ港、ロッテルダム港、上海港、寧波港が会議に参加。加えて共同宣言には東京港、釜山港、モントリオール港、バンコク港、バルセロナ港、横浜港、ルアーブル港、ロサンゼルス港、シアトル港が参加した。

 PARは世界の主要港湾の管理者や港湾管理会社のトップらが集まり、共通の課題解決や連携などに向け情報交換する会議。2015年にシンガポール開示港湾庁の呼びかけで始まった。昨年は第5回の会議を神戸で開催した。

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