ワールド、ロコンドに「ファッションウォーカー」を売却 ECモールを運営
- 2020/05/07
- 20:22
アパレル大手のワールドは7日、衣料品のネット通販(EC)を運営する子会社ファッションウォーカーの全株式を、東証マザーズ上場で靴のネット通販を手がけるロコンドに売却することで基本合意したと発表した。6月中にも売買契約を結び、7月に全株式を譲渡する。ワールドによると、譲渡価格は確定すれば開示するという。2021年3月期の連結業績への影響は、軽微としている。
ファッションウォーカーは、幅広いブランドをあつかうECモール「ファッションウォーカー」を展開してきた。ワールドは同サイトの事業を手離すことで、自社ブランドの販売サイト「WORLD ONLINE STORE(ワールドオンラインストア)」と、外部向けのネット通販受託事業に注力し、収益性を高められると判断した。一方、ロコンドが運営する通販サイトは靴が中心だが、足元では衣料品の品ぞろえにも力を入れている。ロコンドにとっては品ぞろえ強化につながる。
ワールドは旧ファッションウォーカー社の買収をきっかけに、ネット通販事業を拡張した経緯があった。ただ最近では幅広い品ぞろえのあるショッピングモール形式のネット通販は、競争が激化。配送費用の増加もあって収益性が低下していたという。今回売却するファッションウォーカーの3月の売上高は9億800万円、営業損益は6300万円の赤字だった。
ファッションウォーカーは、幅広いブランドをあつかうECモール「ファッションウォーカー」を展開してきた。ワールドは同サイトの事業を手離すことで、自社ブランドの販売サイト「WORLD ONLINE STORE(ワールドオンラインストア)」と、外部向けのネット通販受託事業に注力し、収益性を高められると判断した。一方、ロコンドが運営する通販サイトは靴が中心だが、足元では衣料品の品ぞろえにも力を入れている。ロコンドにとっては品ぞろえ強化につながる。
ワールドは旧ファッションウォーカー社の買収をきっかけに、ネット通販事業を拡張した経緯があった。ただ最近では幅広い品ぞろえのあるショッピングモール形式のネット通販は、競争が激化。配送費用の増加もあって収益性が低下していたという。今回売却するファッションウォーカーの3月の売上高は9億800万円、営業損益は6300万円の赤字だった。
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