兵庫県も医療従事者の勤務環境改善など支援する基金 神戸以外の市町と連携
- 2020/05/07
- 00:26
兵庫県は医師や看護師など医療従事者の勤務環境を改善するための基金「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」を通じて、寄付の受け付けを開始した。公益財団法人の兵庫県健康財団内に基金を設立し、集まった資金は病院など医療機関に配分。入手が困難な医療資材の確保などに加え、食事の時間が取れない医療従事者のケータリングや、帰宅する時間が取れない場合の宿泊施設の利用などを支援する資金にする考えた。
すでに同様のファンド(基金)を立ち上げた神戸市以外の県内市町と連携して運営する。分配先は兵庫県内、神戸市外の医療機関などになる見込み。医療従事者が認可外保育施設を利用する際に補助や、医療従事者である親に会えない子供が精神的な負担を減らすカウンセリングなどを受ける際の費用などにも充てられるようにする。
すでに同様のファンド(基金)を立ち上げた神戸市以外の県内市町と連携して運営する。分配先は兵庫県内、神戸市外の医療機関などになる見込み。医療従事者が認可外保育施設を利用する際に補助や、医療従事者である親に会えない子供が精神的な負担を減らすカウンセリングなどを受ける際の費用などにも充てられるようにする。
三井住友銀行、みなと銀行、但馬銀行、兵庫県信用農業協同組合連合会とゆうちょ銀行を開設。ゆうちょ銀行以外の4銀行から振り込めば、本支店間の送金になるため手数料が無料になる。ゆうちょ銀行では、窓口での通常払い込みの取り扱いのみ無料になる。公益財団法人への寄付になるため税控除の対象だ。ただ税控除のためには受領証が必要で、受領証の申し込みサイトも開設する。
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