アサヒHD、今期純利益8%増の見通し 4期連続増配・貴金属高で増収

20200430アサヒHD決算

 貴金属リサイクルのアサヒホールディングスは30日、連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の106億円になる見通しだと発表した。完全子会社だったマッサージいすを製造販売するフジ医療器の持ち分を60%売却したことで、持ち分低下に伴う評価替えで発生した損失を前期に計上した反動が表れる。配当金は年140円(うち中間70円)と、4期連続の増配を予定する。

 売上収益は11%増の1500億円、営業利益は20%減の160億円を見込む。金やパラジウムの価格が上昇していることから増収を見込む。ただ、新型コロナウイルスの影響で貴金属の回収量が減るのが減益要因。さらに北米での貴金属精錬分野で、取引先への貴金属前渡しなどから収益を上げる金融サービスで、支払利息を売上原価に計上する会計方針の変更で営業利益が21億円押し下げられる。従来は営業外の金融費用に計上していた。

 同時に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ9%増の98億円だった。貴金属リサイクルは回収量が増加したうえ、金・パラジウムの相場が活況だったのが追い風。環境保全事業も新規案件の開拓などで増収増益だった。売上収益は23%増の1355億円、営業利益は50%増の201億円だった。

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