神戸2021世界パラ陸上を1年延期 神戸市とIPC合意、東京パラ延期で
- 2020/04/30
- 15:56
神戸市は30日、2021年9月17日から10日間の日程で開催を予定していた「神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会」を延期することで、主催者である国際パラリンピック委員会(IPC)、世界パラ陸上競技連盟(WPA)と合意したと発表した。新たな日程は2022年8月26日〜9月4日と、約1年の延期になる。開催都市の神戸市とIPCの間で近く開催合意書を結び直し、正式に合意する予定だ。(写真は競技場とユニバーシアード神戸大会を記念する像)
従来の日程では、延期された東京パラリンピックの会期末である21年9月5日から2週間もたたないうちに、世界パラ陸上が始まる形になった。東京パラリンピックと世界パラ陸上の両方に出場する選手も多く、大会が連続して選手の負担が膨らむのを回避した。加えて国内外の大会と重ならないように日程を調整し、22年8月26日からの10日間に決まった。会場のユニバー記念競技場(神戸市須磨区)に変更はない。
WPAのハオジェ・ガオ代表はコメントを発表。「神戸2022は、東京パラリンピック競技大会後に日本で開催さ得る最初の大規模パラスポーツ大会」と日程について説明。そのうえで「この新しい開催日程により、選手の方々は十分な準備ができ、今後の大会を見据えた、極めてレベルの高い大会になるものと確信している」と述べた。
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