3月の兵庫県有効求人倍率1.21倍、3年2カ月ぶり低水準 情勢判断は据え置き

 厚労省の兵庫労働局が28日発表した3月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は1.21倍と、前月に比べて0.05ポイント低下した。3カ月連続の低下で、2017年1月以来3年2カ月ぶりの低水準になった。有効求人数が前月比で6.1%減少し、有効求職者数は1.6%の減少だった。兵庫労働局は足元の雇用情勢について、「求人が求職を上回って推移しているが、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に十分注意する必要がある」との判断を前月から据え置いた。

 雇用の先行指標とされる新規求人倍率は1.99倍。前月比0.06ポイント上昇と2カ月連続で前の月を上回った。

 企業の新規求人(原数値)は前年同月比13.5%減と、3カ月連続の減少。求人票の書式変更による影響が続いた。業種別では、製造業が21.8%減、運輸業・郵便業が9.4%減、卸売業・小売業が14.5%減、宿泊業・飲食サービス業が13.9%減などだった。半面、建設業は10.3%増だった。

 全国統計では、厚生労働省が発表した同じ月の有効求人倍率(季節調整値)が前月に比べ0.06ポイント低下の1.39倍。2016年9月以来、3年半ぶりの水準に低下した。

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