孫泰蔵氏、中村伊知哉氏ら登場 「078」ネットだけ開催・5月2〜3日に

20200425都市型フェス

 プログラムを分散して8月と9月に延期することが決まったクロスメディアイベント「078KOBE」のうち、ディスカッションなどネット配信できるプログラムを「078KOBE 2020 Online」として、従来日程の5月2、3日に展開する。両日とも、すべてのプログラムをライブ動画で配信する計画だ。ガンホー・オンライン・エンターテイメントの創業者で連続起業家の孫泰蔵氏や、中村伊知哉・慶大教授といった著名人も相次いで登場する。

 主にデザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)を会場として、ディスカッションやトークを予定していた「インタラクティブ」分野のプログラムを動画配信する。もともと5月の078KOBEに参加を予定していたが、延期になった9月5・6日だと参加できるか分からないといった参加者が多かったという。そこで当初の日程で、ネットを通じて話す様子を、ネットを通じて見てもらおうというわけだ。

 孫泰蔵氏は5月2日の午後5時半から登場。「Startup and Tech after COVID-19」(新型コロナ後のスタートアップとテック)をテーマに掲げ、スタートアップやテックの未来、また役割について議論する。スタートアップ育成などを手掛けるゲリット・ヤン・ヴァン・ト・ヴィーン氏、老舗ITベンチャー「Eyes, JAPAN」の山寺純社長も登壇する予定だ。

 中村伊知哉氏は東京・竹芝へのコンテンツ産業の定着をめざす「CiP協議会」の理事長として参加。札幌で開催する「No Maps」の広瀬岳史事務局長、福岡で開催する「明星和楽」の松口健司実行委員長、078KOBEの藤井信忠実行委員長と、「都市型フェスティバルの未来〜After/Withコロナ時代のあり方を考える」をテーマに掲げ、複合型イベントの展望を語る(写真は昨年、同テーマで討論する様子)。5月2日の午後0時半から。

 このほか飲酒しない文化について考える「日本下戸サミット〜下戸の夜明けぜよ〜」「都市にはなぜストリートアートが必要か〜そしてバンクシーとは〜」「神戸の飲食店を応援する取り組み」など、幅広いテーマのトークやディスカッションを展開する予定だ。これまで動画配信はプログラムのごく一部だったが、今回は全プログラムを自宅で楽しめる。大型連休中に外出しなくても、退屈せずに過ごせそうだ。

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