出前館の中村社長「赤字を広げたとしてもサービスを広げる時期」神戸市と提携で

20200424出前館中村社長

 東証ジャスダックに上場する出前館の中村利江社長(写真)は24日、神戸市との事業連携協定について神戸市役所で記者会見し、足元の事業環境について「赤字を広げたとしてもサービスを広げる時期」との見方を述べた。同社は神戸市との事業連携をもとに、飲食店向けのサービス利用料などで割り引きを実施するほか、最初のページ制作費を無料にする。

 同社の2019年9月〜20年2月期の連結業績は、最終損益が9億円の赤字(前年同期は3300万円の赤字)だった。事業連携での割り引きなどでの費用負担について記者が質問すると、中村社長は3月26日にLINEなどに対して第三者割当増資を実施し、約300億円を調達したことを説明。上期に計上した「9億円の赤字も想定通り」と述べ、財務面での負荷は大きくないことを強調した。

 一方で、出前館を利用したいという飲食店の「出店の問い合わせの数が3月、4月と通常の4倍程度」といい、飲食店の間で同社のサービスが浸透しつつあることを説明した。どの程度の収益寄与になったか言及は避けたが、新型コロナウイルスの感染防止を目的に外出を控える自宅での「巣ごもり消費」の広がりが、同社のサービスの需要喚起にはつながったようだ。

 出前館は19年11月13日付で、旧・夢の街想像委員会から社名変更した。

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