「GW外出せず」「通勤者8割削減」改めて強調 関西広域連合が対策本部会

20200424関西広域連合

 関西広域連合は23日に開催した第4回関西広域連合新型コロナウイルス感染症対策本部会議では、域内の住民に一層の外出自粛を呼びかける「関西・GWも外出しない宣言」を決定した。大型連休(ゴールデンウイーク、GW)中も、緊急事態宣言の機関である5月6日までは「とにかく家に居よう!」、通勤する人の数も「8割削減を達成しよう!」と強調して呼びかける。(写真は会議に参加した井戸兵庫知事=左=と久元神戸市長=右。手前の画面に各府県庁にいる首長らが映っている)

 住民向けにはレジャーでの外出を自粛するよう求めるほか「パチンコ等の利用などでの移動は厳につつしもう」と、営業している遊戯施設を求めて府県境を越える動きをけん制。事業者向けには「通勤者の削減が関西の都市部でもいまだに5、6割にとどまっている」と指摘。テレワークやサテライトオフィスなどの活用で、政府が目標に掲げる8割削減をめざす姿勢を改めて示した。

 この会議はテレビ会議システムを採用し、兵庫県災害対策センター(神戸市中央区)と各府県庁を接続して開催した。兵庫県災害対策センターには井戸敏三兵庫県知事と久元喜造神戸市長の2人が集まり、参加した各首長は画面越しの参加だったが、井戸氏は「特に違和感はなかった」と感想を述べた。移動時間の節約になることもあり、井戸氏は連合長として「これからもテレビ会議を開催したい」と話していた。

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