神戸市の補正予算1624億円規模 定額給付金に1555億円、休業要請対応9億円

20200423補正予算全体

 神戸市は23日、一般会計と特別会計を合わせて1624億円になる2020年度4月補正予算案を発表した(上の表)。20日閣議決定した新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の2020年度補正予算を受けて、神戸市も編成。緊急補正予算の第1弾と位置付けた。総額のうち約96%を占める1555億円は、全住民に対して1人10万円を給付する特別定額給付金の予算だ。子育て世帯に1万円を支給する臨時特別給付金(約19億円)も盛り込み、神戸市独自の事業は50億円になる。

 マスクなど衛生資材の確保など感染防止に向けた取り組みに21億円を計上。新型コロナの外来や入院患者を受け入れた医療機関へ防護服などの費用を助成する新制度に3億円を計上したほか、福祉事業所の感染予防に8億円、保護者が感染して養育できない場合に子供を預かる施設の確保に2000万円などを計上した。

20200423補正予算経済対策

 緊急経済対策には27億円を計上した(2つ目の表)。このうち兵庫県の休業要請に応じた事業者の経営継続支援で神戸市の負担分が9億円。中小企業などの家賃を減額したビルのオーナーに、200万円を上限として軽減額の8割を支給する新制度に10億円、中小企業などの事業継続に向けた経費を最大100万円支援する事業に5億円などを計上。ウーバーイーツを活用した飲食店などの支援は4000万円などを計上した。先払い利用券が購入できる仕組みを持つ事業者と提携し、クーポンを発行する事業にも1億円を投じる。

 1624億円の財源は1574億円が国庫支出金、400万円が県支出金。神戸市が拠出する50億円のうち44億円は、残高が115億円ある財政調整基金のうち44億円を取り崩して財源にする。今回の補正によって、一般財源は一般会計が1兆5億円になる。当初予算(8387億円)に比べ19.2%の増額になる。補正予算案は30日に開く臨時の市議会本会議で議決する予定だ。

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