川重、中国の造船所でばら積み船を引き渡し 4基のクレーンを装備
- 2020/04/22
- 10:28
川崎重工業は、中国大連市の造船所である大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS)で、ばら積み船「BERGE TRONADOR(ベルゲ・トロナドール)」を船主のスカイトランスオーシャンに引き渡したと発表した。穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物を搭載できる5つの船倉を備える。甲板には4基のクレーンを装備し、荷役設備がない港湾でも貨物の積み下ろしができる。21日に引き渡した。
低燃費型の電子制御式ディーゼル種期間を搭載。抵抗が少ない滑らかな船首の形状や、推進効率が高いプロペラ、川重独自の形状を持つラダーバルブといった船底の形状の工夫などで燃費を向上。2013年に発効した、国際海事機関(IMO)による排ガス規制「EEDI」のフェーズ2に対応している。
全長199.90メートル、幅32.24メートル。深さは18.60メートルで、満載喫水は13.00メートル。総トン数は3万4629トンだ。載貨重量は6万1087飛んで、貨物倉容積は7万7539立法メートル。航海速力は約14.5ノット、乗船定員は25人になっている。リベリア船籍。
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