井戸兵庫知事、無利子融資「早く処理できる体制を作る」 外出抑制は浸透の見方

20200420井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は20日の定例記者会見で、3916億円と大規模な予算案のうち3623億円と大半が新たな制度融資の関連費用になったことについて、「日本政策金融公庫など政府系金融機関が実質無利子の融資を行ったところ、利用者が殺到して事務が追いついていないのを、都道府県の(民間金融機関を通じた)制度融資を活用して同様の融資ができるようにするということ」と説明。「事業継続のための資金なので、できるだけ早く処理ができるような体制を作りたい」と述べ、融資する金融機関と審査する信用保証協会と協力し、迅速な融資ができる体制を整備する方針を強調した。

 新たに設定する制度融資では融資目標額を1兆円と、従来の3600億円から引き上げる。2008年秋のリーマンショックを受けて実施した09年度の融資目標は5540億円で、これを大幅に上回る目標だ。「融資の希望があるのに枠がない、ということがないように思い切って融資枠をセットした」という。「国の制度を活用し、事業継続するうえで資金ショートさせないための無利子資金の提供だと受け止めてほしい」と語った。

 一方で、政府が兵庫県に新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる緊急事態を宣言して、21日で2週間になる。足元の状況について井戸氏は「外出抑制効果はかなり協力いただいているし、浸透してきたと思っている」との認識を示した。ただ「大企業はともかく中小企業ではテレワークなども導入しにくいという現状ではあるが、通勤の7割を抑制してほしいという要請をしているので、さらにご協力をいただければと思っている」と述べ、より積極的な在宅勤務への転換を求めた。加えて「休業要請した業種でも休業していない事業者があり、さらに呼びかけていきたい」と話した。

 加えて緊急事態宣言から2週間が経過することで、井戸氏は21日も記者会見して、改めて外出の抑制や休業要請を訴える意向も表明した。

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