MORESCO、今期純利益10%減の7億円に 自動車生産の減少受け減配計画

20200413MORESCO決算

 MORESCOは13日、2021年2月期の連結純利益が前期比10%減の7億円になる見通しだと発表した。米中貿易摩擦を背景に19年から続く中国での自動車生産の減少で、特殊潤滑油であるダイカスト用油剤の需要が伸び悩む。引き続きハードディスクドライブの市場の縮小で、合成潤滑油の販売も減少。年間配当金は40円と、前期比10円の減配になる計画だ。

 売上高は微減の270億円、営業利益は22%減の10億円を見込む。2期連続の減収を見込む。新型コロナウイルスによって消費などが停滞する影響は、比較的受けにくいとみて大きくは織り込まなかったという。売上高や利益の予想は、3月10日に下方修正した中期計画の最終年度である21年2月期の目標値を充てた。

 同時に発表した20年2月期の連結決算は純利益が前の期に比べて46%減の7億7600万円だった。3月10日に示した予想(10億円)を下回った。中国の減速に加え、原油価格の上昇によるコストアップなどが響いた。売上高は6%減の270億円、営業利益は34%減の12億円だった。

 加えて、13日の取締役会で5月26日に開催する定時株主総会での承認を前提として、監査等委員会設置会社に移行すると発表した。構成員の過半数を社外取締役とする監査等委員会を設置することで、透明性の高い経営をめざす。赤田民生会長CEO、両角元寿社長COOらは続投する。

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