和田興産、今期税引き益5%減の見込み 新型コロナの影響は限定的か

20200411和田興産決算

 和田興産は10日、2021年2月期の単独税引き利益が前期比5%減の17億円になりそうだと発表した。売上高は前期並みを見込むが、建設にかかる人件費の上昇など費用増を見込む。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大したことで、住宅設備機器などの納入が一時は遅れていたが、足元で回復。現在では計画通りの引き渡しができる見込みになった。年間配当金は前期比1円増の35円(中間なし)を計画する。

 売上高は微減の400億円、営業利益は3%減の32億円を見込む。21年2月期に完成を予定している分譲マンションのうち、戸数ベースでは既に8割程度の販売契約がある。このため新型コロナによる今期業績への影響は限定的とみている。ただ足元では外出の自粛によってマンションギャラリーを訪れる人が減っている。今後も影響が長引くようだと、来期以降の収益に響く可能性が残る。マンション建設への影響は出ていない。

 同時に発表した20年2月期の単独決算は、税引き利益が前の期比3%減の17億8100万円だった。人件費など建設コストに加え、新規物件の建設地取得に伴う不動産取得税などが増えた。物件の引き渡し戸数が前の期に比べて26.5%減ったが、収益用の賃貸マンションなどの販売増で増収。売上高は2%増の400億円、営業利益は4%減の32億円だった。

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