ニチイ学館、神戸市に新型コロナ軽症者向け宿泊施設を提供 滞在費は公費負担

 東証1部上場の介護大手であるニチイ学館は11日から、神戸市に新型コロナウイルス感染症の軽症者向け宿泊療養施設を提供する。同社の研修施設である神戸ポートアイランドセンター(神戸市中央区)の宿泊棟を使用。最大で100室を使い、100人の患者を収容する。患者の滞在費用は公費で負担する。神戸市の久元喜造市長が9日の定例記者会見で発表した。

 施設内では医師による健康観察を実施し、24時間体制で看護師も配置する。室内はテレビ、冷蔵庫、無線LANを備え、食事と飲み物も提供する予定だ。いったん医療機関に入院した後、医師が軽傷と判断した場合に同施設に移動し、治癒(ゆ)が確認できるまで滞在する。仮に病状が悪化しても感染症の指定病院である神戸市立医療センター中央市民病院まで、自動車で約4分で移動できる。

 施設の立地から「中央市民病院との連携を考えて、神戸市から提案した」(久元市長)という。軽症者を宿泊施設に移動することで新たな病床を確保し、病院が重症者や新たな患者を受け入れられるようにするのがねらい。

 感染拡大を防止するため、施設内では患者の滞在エリアを厳格に区別し、施設内の会議棟や体育館などとの通路は閉鎖する。使用終了時には原状回復の一環で、必要な消毒も実施する計画だ。

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