ドーンの6〜2月期、税引き益17%増 「NET119緊急通報システム」普及で
- 2020/04/09
- 18:23
ドーンが発表した2019年6月〜20年2月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比17%増の1億900万円だった。聴覚障害者などが119番通報するのに対応したクラウドサービス「NET119緊急通報システム」が普及したことで、サービスの利用料収入が伸びた増収効果が寄与した。受託開発の売上高の計上が減少したのを補った。
売上高は11%増の6億6700万円、営業利益は16%増の1億5100万円になった。クラウドサービスの利用料収入は前年同期に比べて20%増加したことで、販管費の増加を吸収した。神戸市消防局などでは救命・救急の現場でスマートフォンに搭載したカメラを活用したビデオ通報で、救助活動を支援する新サービスの実証実験を継続した。
新型コロナウイルスの感染拡大に関する影響も特に出ていないとして、20年5月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は1億8500万円を見込む。
- 関連記事
-
- ドーン株が急落、約14%下げる 第3四半期決算を前日発表も「進捗率」低く (2020/04/10)
- (今日の株式相場)買い先行か、米景気懸念の後退が支え 1万9000円台の推移に (2020/04/10)
- ドーンの6〜2月期、税引き益17%増 「NET119緊急通報システム」普及で (2020/04/09)
- モロゾフが4日ぶり反落 臨時閉店などで今期税引き益95%減に下方修正で (2020/04/09)
- (今日の株式相場)やや売り優勢か、前日まで4日続伸で利益確定売り (2020/04/09)
広告
chevron_left
ANAも神戸発着便を減便 10〜19日に羽田便と新千歳便を各1往復 home
モロゾフが4日ぶり反落 臨時閉店などで今期税引き益95%減に下方修正で
chevron_right