ドーンの6〜2月期、税引き益17%増 「NET119緊急通報システム」普及で

20200409ドーン決算

 ドーンが発表した2019年6月〜20年2月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比17%増の1億900万円だった。聴覚障害者などが119番通報するのに対応したクラウドサービス「NET119緊急通報システム」が普及したことで、サービスの利用料収入が伸びた増収効果が寄与した。受託開発の売上高の計上が減少したのを補った。

 売上高は11%増の6億6700万円、営業利益は16%増の1億5100万円になった。クラウドサービスの利用料収入は前年同期に比べて20%増加したことで、販管費の増加を吸収した。神戸市消防局などでは救命・救急の現場でスマートフォンに搭載したカメラを活用したビデオ通報で、救助活動を支援する新サービスの実証実験を継続した。

 新型コロナウイルスの感染拡大に関する影響も特に出ていないとして、20年5月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は1億8500万円を見込む。

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