川重、国内初の燃料2種類使える発電設備を受注 沖縄電から

20200409宮古島

 川崎重工業は9日、天然ガスと重油の両方を燃料として使えるエンジン発電設備2基を沖縄電力から受注したと発表した。宮古第2発電所(沖縄県宮古島市)向け。事業用の発電プラントで、天然ガスなど「デュアル・フューエル」(2元燃料)のエンジンを使用するのは国内で初めて。定格出力12メガワット(メガは100万)の発電設備2基で、約8000世帯分の電力をまかなえる。受注額は明らかにしていない。(写真は宮古島の風景=資料)

 2021年度の運転開始を予定する。エンジンは4サイクルで、運用中でも燃料を切り替えられる。デュアル・フューエルエンジンの導入で天然ガスを主燃料にすると、重油を燃料とした従来比で窒素酸化物(NOx)の排出を約80%、硫黄酸化物(SOx)の排出を約99%削減できる。一方で長期貯蔵が容易な重油でも発電できることから、安定した電源供給が可能だ。
 
 沖縄電力は現在、離島では10系統で重油を燃料としたディーゼル発電設備で電気を供給している。川重は2011年と15年に出力18メガワットのディーゼル発電設備を向けに石垣第2発電所に発電所にディーゼル発電設備を納入。沖縄電向けの実績に加え、10メガワット級の発電設備、ガスタービン発電、移動電源車など、離島での電源供給に適した多くの技術で実績を持つことに着目したもよう。

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