兵庫県、10年債の利回り0.155% 発行額200億円・機関投資家向け

 兵庫県は9日、10年物の公募地方債「兵庫県令和2年度第1回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.155%、発行価格は100円(応募者利回りは0.155%)、発行額は200億円で、機関投資家向けに販売した。発行日は22日、償還日は2030年4月22日。大和証券(事務)、SMBC日興証券、みずほ証券の3社が共同で主幹事を務めた。

 9時30分に募集を開始し、9時32分には主幹事が完売を確認。均一価格リリースを宣言した。主幹事は仮条件として、10年物国債第358回債利回りへの上乗せ幅(スプレッド)0.135%と、利回りの絶対値0.050%のいずれか高い方と前日までに提示。結果として発行条件はスプレッドが0.135%に決まり、発行額は当初予定した100億円から増額した。

 1月に起債した前回10年債は利回り0.150%だった。その後、市場金利が上昇したが、スプレッドは前回債の0.145%から縮小。利回りの上昇は0.005%にとどまった。

 9日前場には米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が会長を務める米バークシャー・ハサウェイも起債。3年債、7年債、10年債、20年債、30年債、40年債の6本立てで総額1955億円の起債があった。ただ発行体の違いなどから投資家の関心が公募地方債から薄れることもなく、兵庫県債の条件決定にも大きな影響は出なかったようだ。

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