コープこうべ、開店30分間は高齢者など専用に 新型コロナ「緊急事態宣言」で

20200407店舗告知

 生活協同組合のコープこうべ(神戸市東灘区)は8日から、コープミニを除く全99店舗で開店から30分間を65歳以上の高齢者、障害者、妊婦、介助者などの専用の買い物時間にすると7日発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた政府の「緊急事態宣言」が発令されると、店舗に生活必需品を買う人が殺到する可能性が残る。高齢者など、いわゆる「買い物弱者」が安心して買い物ができなくなることを避けるのがねらい。(写真は店舗での告知の様子=コープこうべ提供)

 スーパーマーケットのコープ全店舗とシーア、コープデイズ、ホームセンターのコープリビングで実施。実施期間は来店客数などを見極めて今後判断する。品切れや品薄になることが予想される商品は、1人当たりの販売数量を制限するなどで、より多くの組合員(店舗の利用者)に行き渡るようにする。商店などが少ない地域を巡回する移動店舗や、無料送迎者「買いもん行こカー」のほかネットスーパー、宅配は平常通り営業する。

 コープこうべは兵庫県を中心に活動し、19年3月末現在の組合員数は170万人。売上高に相当する19年3月期の供給高は2440億円だった。

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