兵庫県、神戸などで19日まで休校延長 学校一律再開の方針を転換

 兵庫県は6日、県内で5分割している学区のうち第1〜4学区で、兵庫県立の高校などでの臨時休校を19日まで延長すると発表した。兵庫県は3日に、県内で一律に8日から学校を再開する計画を示していたが、方針を転換した。休校を延長する学区でも入学式や始業式を簡素な形で実施。週1日または2日の登校日を設定し、登校日は2時間までの部活動も認める。一方、第5学区は従来の方針通り8日から通常通りの授業を開始する。

 兵庫県では神戸・淡路を第1学区、阪神・丹波を第2学区、東播磨・北磻磨を第3学区、中播磨・西播磨を第4学区、但馬を第5学区としている。

 方針転換した理由について、6日午前に臨時で記者会見した兵庫県の井戸敏三知事は、「土日(4、5日)に感染者数が思ったより増えたため」と、感染拡大の防止策を強化する必要があると判断した。「(県の)コールセンターやネット上でいろんなことが言われたのは承知しているが、そのことが影響したのではない」「それよりも(感染者数が増加した)事実を重く受け止めた」と強調した。

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